こちらはSLABスピードメンテナンス【Speedy】もしくは【Standard】注文者専用ののオプションメニューです。単品でのご注文は承れません。

アイロンで行う接触加熱は瞬間的に高温負荷をかける『サーマルショック』が起きやすいうえに、滑走面全体に熱が行き渡るまでに時間がかかります。IRで行う非接触加熱はサーマルショックを最大限に抑え、板全体にこもらせた適温でワックスを溶かす為、滑走面の負担が軽減されるだけでなくより深くまで浸透させる事が出来ます。

IRに搭載された2つの赤外線ハロゲンランプには大きな特徴があります。
近赤外線ランプは、エッジ付近の熱が伝わり難くワックスの抜けやすい部分に対し、板のセンター部に比べて高い出力で照射して、エッジ付近のワックスの浸透を促進する事が出来ます。
遠赤外線ランプはワックスの種類(硬さ)や滑走面の種類に合わせてランプを変更する事ができ、滑走面の表面温度を上げ過ぎる事無く、より適した照射熱で加熱する事が出来ます。

IRで行うワクシングは、新しい滑走面に繰り返し行う、ベースワックスの下地作りには最適な施工方法です。